お正月は暇だったので、ぼーっと最新スマホの情報を眺めたり、家電量販店を散歩したりしていました。

そうこうしているうちに、格安SIMから三大キャリアに機種変更しちゃってました。

 

三大キャリアに機種変更した

具体的に言うと、auに機種変更(MNP)しました。

わたしはこれまで格安SIMを1年以上使ってきており、費用対効果の面からその品質には概ね満足しておりました。

なので、特に通信キャリアのサービスという点で変更する理由は見当たらなかったのですが、格安SIM会社が設けている1年以内に他社に変えたら違約金という縛りが解けたので、せっかくだから検討して見た結果、変えた方がベターだという判断になったわけです。

 

いい機種が欲しい人は格安SIM会社では物足らない

もう一つあったのは、スマートフォンを新調したいと思っていたのですね。

わたしは通信キャリアにはこだわらないのですが、使う端末の方は気にしていて、毎日使うものなので見ていて美しく、製品として完成されているものを使いたいのです。

そうなるともうAndroidではサムスンのGalaxyかソニーのXperiaの2択です。

近年ではサムスンGalaxyが湾曲するエッジディスプレイ採用で女性でも持ちやすいデザインで、iPhoneXに先駆けて先進的なベゼルレスデザインを取り入れている状況なので、ほぼGalaxy一択です。

格安SIM会社が取り扱っているのは、台湾のASUS(エイスース)や中国のHuawei(ファーウェイ)といった中華圏の新興メーカーと、富士通やシャープといった国内メーカー製のものです。

 

新興メーカーのスマートフォンの隆盛は近年すさまじく、グローバル品質と呼べるものが安価に手に入るようになりました。。

特にファーウェイはもう一流メーカーの仲間入りを果たしたと言っても差し支えない品質に達していると思います。

しかし、これら中華圏のメーカーは基本的に日本独自機能であるおサイフケータイに対応していないので、これがわたしにとっては致命的でした。

 

国内メーカー製のものも悪くはないのですが、お金出して買いたいほどのものではないんですよね。

なんというか、スペック的には全く問題ないんだけど、「使いたい!」と思える要素が無いという感じです。

iPhoneとかGalaxy、Xperiaはやっぱりあこがれというか、欲しい!という欲を掻き立てる要素がありますね。

 

中古で買うか、新品を買うか

GalaxyやXperiaを手に入れたいと思った場合、取り扱っているドコモかauに機種変更する以外に、中古市場で探すという手もあります。

中古屋はググればたくさん出てくるので、ブックオフとかに行かなくてもネットショッピングで簡単に比較購入できる時代になりました。

なんですが、中古で買うのって以外と面倒なんですよね。

スマートフォンの中古市場には赤ロムというものが存在しています。

これは売った人が端末購入金額を全部支払っていない端末ということで、要するに分割24回払いで買って途中で売っちゃったもののことです。

で、この端末は支払いが滞ると機種に設定された個体識別番号(IMEI)を元に、通信キャリアが使用停止措置を講じることがあります。

つまりは、出品者の行動次第で購入者が急に使えなくなると言う損害を被る可能性を秘めているということです。

販売店によっては、赤ロム保障という措置もありますが、急に使えなくなったら嫌なのでわたしは基本的に赤ロムは買いません。

赤ロムかどうかは中古屋の店頭に買いてあるので、知り得ないということもないのですが、白ロムと買いてあるものが本当に白ロムかどうかはちゃんと自分で調べないと心配なので、これが結構面倒です。

調べ方は三大キャリアのHPでIMEIを入れて検索すれば簡単にできますので、ひと手間といった感じですが、いくつも調べると結構疲れます。

 

それだけの手間をかけてでも、購入したいほど条件がいい端末が見つかればよいですが、あとは新規で販売店で買うのとどっちが安いか、という勝負になります。

 

費用は毎月の支払いだけではなくコミコミで試算すべき

昔からの悪い習慣ですが、携帯電話の料金は本当に分かりにくいです。

なんですが大きいものだと考慮するのは「端末購入費用」「毎月の支払い」「解約違約金」3つで良いです。

これらを考慮して、向こう1年で最も安くなるところを選びます。

現在わたしは格安SIMで月額3,500円程度ですので、このまま向こう1年使い続けると、中古で探して見つけた端末購入費用8万円と合わせて122,000円となります。

一方、auで試算した場合は端末購入費用がキャンペーンでゼロ円のかわりに、月額利用料が今の2倍の容量の20GBプランで5,400円、MNP手数料2,160円と一年後の解約違約金10,260円を合わせても77,220円と2/3程度の費用ですみます。

一年後の解約違約金まで考慮しているのは、基本的に三大キャリアを長く使い続けるのは損でしかないからです。

早めに格安SIMに戻ることをおすすめします。

運が良ければ格安SIM会社から解約違約金の補填が出る場合もありますしね。

 

お正月はMNPの狙い目

さて、この試算ですが三大キャリアの端末購入費用がゼロ円だったというのが大きいです。

総務省からの通達で自粛させられているはずですが、量販店では普通にやってます。

特に、お正月は監視する人も休みで目も行き届きにくい、かつ消費者の財布も緩んでいる、選ぶ側は時間もあるということでうってつけです。

それから、昨今グローバルメーカーのフラッグシップモデルは春頃年に1回の頻度で登場するようになり、冬はそのバリエーション追加が行われるという様相を呈しています。

事実、2017年は春にGalaxyS8/S8+が登場し、冬に待望のノート型端末GalaxyNote8が登場するという状況です。

1月ごろになると、次に発表されるS9の海外モデルの様子が報道される始めるので、待ちなのか買いなのかを判断しやすい時期でもあります。

まとめ

もうずっと格安SIMを使って行くつもりだったのですが、端末を購入しようとしたところなかなかいいものがなかったのでまとめてみました。

AndroidPayがおサイフケータイ以外でも普及するようになれば、もうこのような悩みもなくなるかもしれません。