今回は、わたしがフィリピン留学をしようとしてから実際に来るまでの初日の歩みについて紹介したいと思います。

 

事の発端

思い立ったのは留学初日の約2ヶ月前ですね。

とりあえず2ヶ月後から行こう!といきなりひらめきました。

そして、申し込んでからわかったのですが、だいたいこれくらいまでに申し込んでおかないと、空き席がほとんどなくなって来るそうです。

よって出発の2ヶ月前をデッドラインとして考えた方がいいでしょう。

スクールの数はすごくたくさんあるので、直前でも空きさえあればいけるのではないかと思いますが、自分に合うスクールが残っているかどうかの選択肢は減ってきます。

 

代理店に留学手配依頼をしよう

まず最初にするのは、留学の代理店への申し込みです。

セブ島には英語留学スクールが星の数ほどありますので、どの学校が自分にあっているのかどうか全部調べるのはとても時間がかかります。

今回は働きながらということもあって、調べる時間はまったく取れそうになかったので、もう全部代理店にお願いしました。

代理店もいくつかあると思いますが、わたしは適当にGoogle検索でヒットしたCEBU21という仲介エージェントを選びました。

日本に支店があるので、担当者の方のレスポンスも早く、こちらの希望もよく汲んでくれて、一連の手続きにも特に不明な点はなかったので、結果的に対応には満足しています。

 

最初の問い合わせと同時にスクール選択の要素として、「留学の目的(進学か、日常会話か、ビジネスか)」「自分の英語力(TOEICのスコア)」「留学期間」を伝えたところ、候補となるスクールを6-7個程度まで絞ってもらえました。

この中から、「環境(スパルタ型かリゾート型か)」「立地(都心か郊外か)」「韓国系か日本系か(日本人比率に関係)」あたりで絞り込んでいきます。

今回はとにかく最短で英語スキルを習得する方向に寄せたかったので、スパルタ型で日本人比率が少ない韓国系で、ビジネス向けのカリキュラムを有しているCPILSというスクールに決めました。

実際来てみた今となってはもう明らかなんですが、教えてもらう時間内だけでなく、クラスメイトとの交流も日本語の通じない人同士とやった方が絶対に身につくのも早いと思ったんですね。

語学というのは、ただ単に単語や文章を英訳できるかどうかではなくて、話す内容がちゃんとグローバル水準になっているかどうかというのも非常に重要なのです。

コンテキストと呼ばれる、日本人同士であれば空気で伝わる部分を、ちゃんと言語化しないといけないということです。

日本人しかいない環境は友達もたくさんできるだろうし、とても快適だとは思うのですが、英語を習得するという目的に照らし合わせてみると、少し劣っているように感じます。

 

費用感と現地の環境を選ぶ基準

留学費用の内訳は、スクールに支払う費用が3週間で約20万円と行き帰りの航空券がフィリピン航空で7万円程度と総額30万円弱といったところです。

スクール費用には宿泊費・光熱費・食費全部含まれており、それでいて1日1万円未満ということを考えるといかに安いかよくわかるでしょう。

CPILSの場合、部屋は1人部屋、2人部屋、3人部屋と選べたのですが、ルームメイトと話す時間も全て語学に当てたかったので迷わず3人部屋を選択。

一人で作業したい時間も欲しいなとは考えたのですが、同じ部屋にいても「今は一人にしてくれ」と交渉することも勉強のうちかなと思いました。

事実これを書いている横で韓国人がゴロゴロしてますw

まぁどうしても一人になりたければ、部屋を出てロビーとかにいけばフリーのWiFiも吹いてますので、いくらでも可能ですね。

ちなみに3週間という期間ですが、コーディネーターとして空港までピックアップに来てくれた韓国人からは「短いな!」と驚かれました。

やっぱり年齢層としては20〜30代の独身大学生が多いみたいなので、日本人だと4週間、韓国人だと8週間くらいが一般的なんだそうです。

 

留学初日の段取り

CPILSの場合、日曜入りで月曜からオリエンテーションがスタートというカリキュラムが組まれているのですが、日曜の遅い時間着の飛行機しか空いてなかったので、1日前の土曜日入りさせてもらうこととしました。

フライトスケジュールをCEBU21の担当の方に伝えたら、通常は日曜なんですが土曜でも空港まで迎えに来てくれるようアレンジしてくれたので助かりました。

宿泊もホテルを別で用意する必要はなく、追加費用を2,000ペソ(=約5,000円)払えば同じ部屋に泊めてもらえることになりました。

これによって、日曜一日使ってフライトの疲れを癒せたのと、韓国人のルームメイト達にセブの街歩きをアテンドしてもらえたので、街の雰囲気とかスピード感になじむことができたのでよかったですね。

 

通信は生命線

セブはかつて一度旅行で来たことがあるのですが、その時は友人と来ていたので、さすがに一人でくると若干緊張感が高まりましたね。

空港について早速小さな問題も起きました。

日本から持って来たSIMロック解除済みのスマートフォンに現地のSIMを差しても電波が掴めないんですね。

たしかにSIMロック解除したはずなのになんでだ…au…。

今の時代スマートフォンが使えないのは、ある意味現金スられるよりも困ります。

さすがに3週間もローミング状態で使うと料金がバカにならないので、やむを得ずポケットWiFiを購入することに決めました。

おかげで約2,000円程度余分に費用が発生してしまいました…。
まぁポケットWiFiは何かと使えると思いますので、大事にすることにします。

フィリピンはSMARTとGlobeという2大キャリア体制で、プリペイド型のSIMが主流です。

キャリアはドコモとKDDIのようにつながるエリアも品質も殆ど変わらないので、自分にあった料金プランがある方で選べばいいと思います。

空港出口に設置されているSMARTとGlobeのブースでは、旅行者向けの割高な料金プランだけがボードに書かれているので、日本にいるうちに現地ユーザ向けの一般的な料金ブランを調べてからその画面を見せてつけてもらうのがリーズナブルだと思います。

ちなみにわたしはGlobeのGoSurf599というプランを選択しました。

30日間上限4GBで1,500円です。

現地で動画見たりすることもないだろうし、通話もLINEでできるので、これで十分でしょう。

 

お部屋とお食事のクオリティはお察し

さて、気になるお部屋のクオリティですが、まぁ大学生がメイン顧客なのでお察しです。

おそらく誰もが一度は大学時代に経験しているであろう、アジアの安宿クオリティです。

まぁでもコアな人から見たら比較的キレイといえるかな?というレベルです。

 

わたしも大学生だったなら平気だったかもしれませんが、もう30代半ばでファミリーも持って日本の中でも比較的キレイな部屋に慣れてしまっていると、さすがにウッ…と感じましたね。

初見はそんな印象なのですが、一日中セブの街を出歩いてみるとまわりの方がはるかに汚いので、戻ってくるとあら不思議と部屋がキレイに見えて来ました。

住めば都でしょう。

料理はまぁ予想通り韓国料理です。運営が韓国系なので。

わたしは韓国料理嫌いじゃないので大丈夫ですが、辛いものが全くダメとかだときついかもしれません。

味はまずくもおいしくもないという社食的なクオリティですが、毎日これだとさすがに飽きるでしょうね。

定期的に外食したり、日本からかさばらないタイプのレトルト食品持ってくるといいと思います。

わたしはふりかけとお茶漬けとお吸い物もってきました。

 

普段持ってこないもの

旅行はよく行くので、出かけるセットはすぐに想像つくのですが、ホテルじゃないのと留学という目的なので普段いらないものが必要になって来ます。

 

トイレットペーパー

備え付けはないです。
現地で買ってもいいのですが、1ロールしか使わないと思うので持って行くのが無難でしょう。

 

タオル類

これも無いです。
わたしはこれ忘れましたので、初日はルームメイトにタオル貸してもらいました。
バスタオルはかさばるので、普通サイズのタオルだけもってきて初日は我慢して、翌日の空き時間にスーパーに買い出しに行くといいかもしれません。

 

電子辞書

インターネット翻訳の隆盛により、イマドキあまり使うことのなくなった電子辞書ですが、通信環境が不安定な中でさっと調べられる電子辞書は語学の習得には必要不可欠です。

とはいえ、実はこれもスマートフォンのGoogle翻訳アプリで代替えできちゃうんですよねー、Google恐ろしや。

Google翻訳アプリの『オフライン翻訳』という機能で、あらかじめ対象となる言語をダウンロードしておけば、インターネットに繋がっていない状態でも翻訳機能が動きます。

これも日本にいるうちにダウンロードしておきましょう。

 

Goolgle翻訳アプリのメニューから、オフライン翻訳の設定が可能。

まとめ

色々ありましたが、初日までは全然問題なしですね。

あとは明日からスクールが開始となりますので、次はそちらの内容をレポートします。