
わたしは趣味でボイストレーニングを習っています。
かなり長く続けているものですから、最近は大きな技術的進歩もなく、頻度も月2回程度に減らしたりと、トレーニングというよりは気晴らしのような感覚になってきています。
子供を連れ出せるようになってからは、風邪でも引いてない限りはなるべく連れていくようにしています。
子供に音楽に増える機会を設けたいという想いと、妻が休日ひとりでいられる時間をつくりたいという2点が背景にありました。
自分にとってもよいことが
2歳ぐらいになると、言葉の意味もわかるようになってきて、伴奏に合わせて歌ったりもできるようになってきます。
保育園ではきらきら星なんかを聞かせてもらっているようで、妻が弾く鍵盤にあわせて家でも歌ったりしていました。
だからなのでしょうか。1歳のころはレッスン場でうろうろして機材をいじるだけだった彼が、わたしの歌にあわせて口をパクパクするようになりました。
また、わたしは歌うときにノドに力が入ってしまうクセがあり、ミドルボイス(声が表から裏にかわる換声点)音域がとても貧弱でうまく出ません。
姿見に向かって「アエアエアエ」とか発声しながら力が入ってないか確認しながら練習するのですが、下の方で彼も「アエアエアエ」とかまねしてやってます。
しかしながら、彼の方が上手なんですね。
子供はからだに余計な筋肉がついていないせいか、ほんとうに自然体で声が出ています。
普段喋る言葉も、高音で遠くまでよく通る声が出ます。
先生も「アラ、彼の方がお上手ですね」とか言うので、逆に子供の発声をまねてやってみると自己流よりもうまくできたりします。
まとめ
わたしが子供を連れ出すのはどちらかというと、「子供のため」「妻のため」というのが主な理由で、自分はそれに奉仕しているような気分だったんですね。
なので、どこかしら「子供は重荷」という思いがありました。
でも実は自分にとってもよい効果があるのだと、はじめて気付かされた出来事でした。
やっぱり、ちょっと迷ってもじゃんじゃん連れ出すのがいいですね。