殆どhtmlもcssも触ったことがない状態から、Wordpressテーマを自作するまでに、私が辿った道のりを紹介したい。

結論としては初心者にしては予想以上に大変で、根気のいる作業だと覚悟しておいた方がよかったと今でも思っている。

スタート地点は、ひとまずあの手この手でWordpressをインストールが完了してダッシュボードを初めて開くことができた地点とする。

なお、色々と遠回りした点もあったと思うので、各工程を振り返ってみて重要度で☆をつけてみた。

 

そもそも作る必要ある?

重要度:Max ★★★★★

WordPressのダッシュボードを触るとすぐ気付くと思うが、テーマのカスタマイズで世界中の人が作成したテーマを無償でダウンロードできる。すごくおしゃれで色んな種類があるものだから、正直自分で作ってもこれらよりすごいものはほぼ作れないと思う。

もしもこれで満足できるのであれば、あえて自分で作る必要はない。どうしてもこれらで満足できない場合にだけ、自分で作るという道に進んだ方がよい。

なぜかというと、結構大変なのである程度意思がないと途中で挫折する可能性が高いからだ。

 

ブログで情報収集

重要度:普通 ★★★☆☆

自分で作ると決めてから、私がまず初めに手をつけたのは、詳しい方のブログを参照することだ。

ありがたいことに、ブログでWordpress記事の作り方を紹介してくれている方がいっぱいいて、中にはコードレベルまで紹介してくれているところもある。

まずはそもそもテーマが何で出来ているかすらわからなかったので、ここでの調査によりどうやらhtmlとcssで出来ているらしいことがわかった。

そしてWordpressはphpというスクリプト言語を使って記述されているので、この知識も必要になりそうだということもわかった。

あとは、テーマ自体は上記のhtml, cssのソースコードをWordpressがインストールされているサーバ上の特定のフォルダ(wp-content配下のthemeフォルダ)に格納すれば、ダッシュボードから見えるようになることがわかった。

そして、このサーバへのファイルアップロードは普通にFTPクライアントを使ってやるのが一般的ということもわかった。

FTPクライアントというのは、昔からあるファイルをサーバにアップロードするためのソフトウェアで、特に特殊なものではない。

まあ、正直ここに書いてある程度のことがわかったくらいなのでざっくり知っていれば飛ばしても良いかもしれない。

 

とりあえずコピペで書いて見た

重要度:それほどでもない ★★☆☆☆

詳しい方のブログを見ていると、自分の知識レベルでもなんとか理解できそうなものが見つかると思うので、そちらのブログに一字一句従いながらとりあえず作って見た。

親切なところでは、おすすめのテキストエディタからPC環境にあわせたFTPクライアントの紹介などもしてくれているので、この辺が含まれているところを参照するとよい。

しかし、やはり詳しい方が書いていることが多いので、「これはわかっているだろう」ということで説明が省略されていたりすることも多く、些細なことで手が止まってしまって時間がかかったり、なんのためにやっているかわからずにコードを書くことも出てきてしまう。

とはいえ、実際に自分で作ったテーマが画面上で動くことまでは確認できるので、一通り必要な作業の全体的なイメージをざっくり掴むのにはよいかもしれない。

もちろん、ここでできるレベルのテーマではとてもではないが使い物にならない程度のものしかできないことが多い。

 

ドットインストールで勉強

重要度:Max ★★★★★

とりあえずサンプルはできたものの行き詰まったので、やっぱりちゃんと勉強しないとと思い、ドットインストールで勉強することにした。

ドットインストールは1講義2-3分くらいの動画で、主にコードの書き方をレクチャーしてくれるサービスだ。

無料動画と有料動画があるが、Wordpressのテーマを作るくらいなら、無料動画だけで事足りる。

html, css, php, wordpressを全部と、必要に応じてcss3, レスポンシブウェブデザインあたりの動画をざっと見れば基礎的なところは大体学習できるはずだ。これらの動画を全部見終えるだけでもトータル8時間くらいはかかる。

事前にサンプルで作ったコードがあれば、それを編集しながら学習していって実際の画面にどう反映されるか確認しながら進められればなおよい。

 

まとめ

ここまでくれば準備は整った。あとはコードを書くのみ!ということになるのだが、実はこの先の方が長く、険しい道のりだった。

機会があれば別でまた紹介する。