家事をしながら休日を過ごしていると、あっという間に時が過ぎていく。特に小さい子供がいる家庭などは「必要なことしかしていないのに、1日が終わっていた」なんてことはザラだ。そんなとある1日の終わりに、もっと何か有意義な時間をもっと持ちたい!と考えることがあったのであれば、テレビを消してみよう。

時間どろぼう

家事の合間、ずっとテレビがつけっぱなしになっていないだろうか。「別に見ているわけじゃないし、環境音としてつけてないと落ち着かない」という人も多いと思うが、消してみよう。家事というのは、ある程度の作業の塊であり、それらが連続している。ここでテレビがついていると、どんなに興味のない番組であっても、作業の途中、あるいは作業の切れ目に10分〜20分程度ぼーっと眺めてしまう時間ができてしまう。これらが3つ4つと積み重なるだけで、1時間・2時間と時間を消費していってしまうことになる。

静寂がもたらすもの

大きな声で騒いでいる子供がいると、それがストレスでついついその声をかき消すようにテレビをつけたくなってしまう。または、子供の注意をテレビで逸らそうとしてしまう。しかし、実は子供もテレビに集中を奪われている被害者なのだ。テレビを消して静寂を取り戻すと、しばらく騒いでいた子供も自然と遊びに戻り、静かに集中を保つことが増える。

テレビが好きな人は

でも自分はどうしてもテレビを見るのが好き!という人は、自分がどうしても見たいと思う番組を選別して、時間をとって集中的に見るという能動的な付き合い方をしよう。幸いなことに近年は、HDD録画の容量も増え、見切れないほどの番組を録画できるようになった。見切れないほどの番組を録画しておくと、嫌が応にも見なくてもいいや、というものが出てくるはずだ。

まとめ

テレビを消して、1日のうち1時間を取り戻したとすると、1年は約20日伸びる。20日丸々フリーの時間があれば、何かちょっとしたことならやり遂げられそうな気がしてこないだろうか?そもそもテレビというものは、大半が録画されたもので、何のニュースにもなっていない時点で大したことは起こらないものだと思った方がよい。