
春闘も始まり、残業規制が敷かれている企業も多いことだろう。
普段残業まみれになっていると、強制的に定時で帰らされる日々が続くことによって、会社にいる間は処理しきれないタスクの山で火の車になっているのではないだろうか。
終わりのないのが仕事
タスクの山に埋もれていると、精神的にもいい気分はしない。
「まだやらなきゃいけないことが…」と後ろ髪引かれながらオフィスを後にするのは、気持ちがいいものではない。
しかし、より意義のある人生を送りたいと思うのであればこれは乗り越えなければいけない試練だと考えよう。
仕事のタスクは一生無くなることはない。なぜなら、無くなったらあなたはその職場にとって必要のない人間だからだ。
仕事が続く限り、タスクは残る。この当たり前のことに我々は慣れるしかない。
自分がスッキリするまでタスクをこなすような仕事の仕方をしていると、いつまで経っても生産性は上がらない。
外の世界に目を向けよう
普段職場と家を寄り道せずにまっすぐ行き来しているだけだと、まるで世界が圧縮されたかのように息苦しく感じることがある。
朝最寄り駅に向かう道のり、満員電車の中、オフィス、帰りの電車…見渡す限り、似たような行動をとっているサラリーマン達ばかりだ。
平日の昼間、あなたがオフィスに篭っている間、世の中はどのように動いているか見てみたらどうだろうか。
午前中に休みをとって近所を散歩してみよう。公園では、小鳥のさえずりとともに子供と遊ぶお母さんや木陰で読書をしている初老の男性の姿が見える。
午後に休みをとって、夕方前に繁華街の裏通りを歩いてみよう。おしゃれなテラスでカクテルを飲みながら談笑している人々の姿が見える。
この世の中は決してオフィスでカンヅメになって働く人たちだけで回っているわけではないのだ。
まとめ
仕事が終わらないなんて当たり前で、一歩外に出ればそれが些細な問題であることに気づくだろう。
あなたの仕事が終わろうが終わらまいが、会社は潰れないし世の中も回って行く。
そう考えると、少し楽になれるはずだ。