3つ目の居場所、あたたはもってますか?

 

だれもが演じている

1つ目の場所とは実家や自宅、2つ目の場所とは学校や会社のことです。

これら1つ目2つ目の場所っていうのは、ちゃんとした目的を持って運営されている場所なので、そこにいる間は何かしら”演じる”ことを期待されます。

実家・自宅では立派な父親、優しいママ、礼儀正しい子供…

学校・会社では優秀な生徒、威厳のある上司、やる気に満ちた若手…

こういうのは、個人の成長を願ってという側面もないわけではないのですが、どちらかというとその組織がより価値のあるようになることを期待されて設定されたものであるということを忘れてはなりません。

学校は生徒のために運営しているんじゃないの?と思うかもしれませんが、学校の偏差値を上げて、価値を向上させたいと思っている大人は必ず存在します。

自分の人生を第一に考えるのであれば、組織というのはそういう思惑をもって運営されている側面が必ずあるのだということを覚えておきましょう。

 

等身大の自分でいられる唯一の場所

これに対する”3つ目の場所”の定義は、演じなくて良い場所です。

部活やサークルなんかが筆頭に挙げられますが、全部が全部3つ目の場所になりうるかというとそうでもありません。

特に組織としての運営をキッチリとやっているところであればあるほど、その構成員にはなんらかの役割を果たしてほしいと型にはめようとしてくるきらいがあります。

これはその団体ごとに運営目的をよく見極めましょう。

同年代だけで構成されている中学・高校の部活なんかでは起こりづらいですが、大学サークル、社会人サークルなんかのように参加者の層が厚くなるにつれて、いろんな思惑が入り混じってきます。

だから、本当に自分の肌に合うところをトライ&エラーで見つかるまで探さねばなりません。

 

まとめ

自分が等身大でいられる場所を見つけるのはなかなか難しいですし、巡りあわせの運もあります。

しかし、自分が興味ある活動に近いところで見つけることができたら、1つ目2つ目の場所でちょっと嫌なことや疲れてしまったことがあっても、エネルギーをもらえるとっても貴重な場所になるはずです。

実生活が忙しいとついつい後回しにしてしまいがちですが、「自分には3つ目の場所ってないなぁ」と思う人は、ぜひ積極的に探すことをしてみましょう。