
このところ毎朝起きてすぐ瞑想をするようになりましたが、瞑想の効果というのは古くから研究対象になっているようで、そのメカニズムが注目されているんだそうです。
うつ病や不安症の解消にも効果があるという研究結果も出ているので、メンタルが安定していない人ほど効果的だと思います。
タイミング
わたしは瞑想をはじめてまだ間もないですが、朝起きてすぐの時間帯に10分〜20分やっています。
このタイミングというのは推奨される時間帯が決まっている訳ではなく、落ち着いて集中できる時間であればいつでもよいとされています。
とはいえ、落ち着けるのは誰からも邪魔されない時間になると思いますので、基本的には朝から夜寝る前になるのではないでしょうか。
うちの場合、就寝前は子どもが暴れているので全然集中できる時間にはならないですね……。
そうなるとやはり朝は最適な時間だと言えます。
種類
ドイツの研究期間は、瞑想を3つのタイプに分類していて、それぞれ「Presence – 存在」「Affect – 影響」「Perspective – 展望」と名付けています。
瞑想中は、結構時間が経つのが遅いので何を考えたらいいのかわからなかったんですよね。
自ずと今自分が置かれている現状とこれからどうしようか、というところに焦点がいくので、分類でいうと「展望」のタイプの瞑想をしていたと感じます。
「展望」タイプの瞑想は、自分の思考を批判的に観察し、他者の視点の理解を高めるというものです。
まぁ、朝起きてすぐやっているので、何か考えることがないとまた寝てしまいそうなんですよね。
「存在」タイプの瞑想は、座禅に近いイメージです。心臓の鼓動など、自分の体内のある動きに神経を集中させて、気が移りそうになったら戻す、というものです。
一番古くから行われているのはこのタイプです。
これも気分がスッキリしそうですが、集中力が弱いと寝落ちしてしまいそうですね。
坊さんがビシッとやってくれるのは実に合理的です。
「影響」タイプの瞑想はパートナーと協力してやるものです。実際に相手がいることで、他者との共感力や思いやりを向上させることに役立つそうです。
夫婦喧嘩の後など効果的そうですが、こんなことができるならそもそも喧嘩はしなさそうですね。
まとめ
瞑想を始めたばかりの人でも、CTスキャンで脳を撮影してみると、脳の構造が実際に変化していることが観測されるのだそうです。
わたしも、早起きをしているせいもあってか、以前よりも比較的心身が満ち足りて健康的な生活を送れているように感じます。
慣れてきたらテーマを決めていろんなバリエーションを試してみたいと思います。