
昨今のマイナス金利の影響を受けてかどうかわかりませんが、もともとメインで使っていた銀行の他行あて振込手数料無料の適応条件が厳しくなったので、生活費管理口座を移転することにしました。
オンラインバンキングのアプリも、なんだか使いにくいなーという感想であまりいい印象を持っていなかったので、良い機会だと思いましたね。
他行あて振込手数料無料の適用回数条件を中心に検討した結果、バランスを考えてauが運営するじぶん銀行に口座を開設することに決めました。
じぶん銀行の振込手数料無料回数は、じぶんプラスのステージ判定で決まり、預金残高をとりあえず300万円以上に維持しておけば無条件で月5回まで無料になりますので、非常にシンプルです。
もっと振込手数料の条件がゆるい銀行もあったのですが、消費者金融を扱っている金融機関が多く、そういうところにはあんまりお金を預けたくなかったんですよねー。
この辺は情緒的なものです。
スマホATM
口座を開設してから気づいたのですが、口座管理用のスマートフォンアプリにスマホ認証という機能が付いています。
これはスマートフォンがキャッシュカードの代わりになって、ATMから現金を引き出せるというものです。
対応しているのはセブンイレブンが運営するセブン銀行ATM。
2017年3月に開始されたばかりのサービスで、銀行として対応しているのは現時点ではじぶん銀行だけとなっています。
まさかスマホをATMに差し込むわけはないよな、と思いつつ初めて使ってみました。
手順としては以下の通りです。
- じぶん銀行のスマホアプリを開く
- スマホアプリ内で引き出し金額を入力(QRコード読み取りモードになる)
- セブン銀行ATMでスマホ預金引き出しを選択
- ATM画面に表示されるQRコードをスマホで読み込む
- スマホ画面に表示される店舗コードをATM画面に入力
- ATM画面で口座暗証番号を入力
- 現金引き出し
QRコードを読み込む形なんですね。
手順としては若干複雑で、キャッシュカードよりは手間がかかります。
なんでも情報をスマートフォンに詰め込んでしまうことに心配を覚えるかもしれませんが、認証としては3重のロック(スマートフォンのロック+じぶん銀行アプリのロック+口座暗証番号)を解除しなければならないので、むしろプラスチックのキャッシュカードよりはセキュリティが高いと思います。
サイフいらず
これまで、スマートフォンには乗車券+新幹線特急券+定期券+プリペイド機能(モバイルSuica)やクレジットカード機能(iD)、航空機搭乗券(ANA ICチェックイン)、いくつかの会員カード機能(pontaカードやヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電気のカード)を持たせていたので、電車での移動を中心に日常の生活はほとんどスマートフォンで事足りていました。
以前長野に旅行した際には、サイフを忘れたのを現地の最寄駅に着くまで気づかなかったほどです。
自分の中で本当にサイフの存在感がなくなってきていて、なんとかして完全にサイフを持ち歩かなくて済む方法はないものかと思ってはいたのですが、これが決定打になりそうです。
スマートフォンだけ持っていれば、近くにセブンイレブンさえあれば現金も引き出せてしまうわけですからね。
じぶんプラス5なら、ATM引き出し手数料も月11回まで無料です。
まとめ
どんどん便利になっていきますね。
次はそろそろ運転免許証と健康保険証が電子化されないかなーと期待しています。