
ここ2週間ほどずっとモンテモンテ言ってきたこともあってか、どうしてこれほどまでに自分が子育てにハマっているのか考えてみました。
もともとはどちらかというと子どもが好きというタイプではなくて、言うことは伝わらないし、できればあんまり近づきたくない存在だと思っていました。
そんな中で行き着いたのはゲームという遊びです。
子育てはRPGに似ている
自分が子供の頃、一大ブームを巻き起こしていたのが家庭用ゲーム機。
学校の話題はほぼゲームのことばかりでしたね。
その中でもRPG(ロールプレイングゲーム)というジャンルの人気は突出していました。
当時、いくつものゲーム機が世に出ましたが、このジャンルで良質なゲームタイトルをいかに揃えられるかが、そのゲーム機の将来を決めるとも言われたほどです。
今や世界的に有名になったドラゴンクエストやファイナルファンタジーもこのジャンルでした。
基本的には、プレイヤーが主人公もしくは主人公代理の視点となり、キャラクターたちを育てながら段々強くなっていく敵たちを倒して行くというような流れです。
面白さのポイントとしては、これまでに倒せなかった敵を倒せるようになったという進歩した感覚がその根底にあると思います。
また、その過程で今でも倒せる敵を倒して少しずつ強くなるとか、装備を整えるとか、仲間の配置換えを行うとか、いろんな戦略が取れるところを試行錯誤するというのも楽しみのひとつです。
これって、何か子育てと似ていると思いませんか。
子どもの周りに、小さな課題(=倒せる敵)を用意して、物的環境(=装備)や人的環境(=仲間)を整えるというところが大人の役割なわけです。
そして、やっぱり子どもの「できた!」と喜んでいるところをみるのが一番楽しいし、できなくて試行錯誤しているところを、どうしたらいいか一緒になって考えてあげたくなります。
楽しさのポイントという点では共通するものがあるわけです。
もちろん違うところもあります。
決定的に違うところは、子どもはゲームのキャラクターたちと違って必ずしも親の指示に100%従うわけではない、というところですが、逆にそれが不確定要素で面白かったりします。
というか、ゲームの世界は奥深いので、キャラクターたちが100%プレイヤーの指示に従わないことをウリにしているゲームシステムもありました。
まとめ
そんなわけで、RPG好きだった方は子育てに向いている可能性あります。
でも、思い通りにいかないことも多いですので、そういった時でもゲーム機を投げたりリセットボタンを押したりすることはできないのは注意しましょう。