
やってしまいました……
普段抜け目ないつもりのわたしですが、肝心なところでとんでもないミスをやってしまうのが特徴です(妻談)。
結論から言いますと、30万円消えました。
Googleアドワーズ
Googleアドワーズは、Google社の提供するクリック課金型広告のことです。
Googleでキーワード検索した時に、検索用語に応じて検索結果の上位に表示されます。
「広告」というタグがついて表示されている部分がそれですね。
この広告は、クリック課金型といって広告を出しただけでは広告主に請求が発生せず、ユーザーがリンクをクリックするごとに課金が発生する仕組みです。
なぜ広告を打ったのか
そもそも、ECサイトでもないこのブログで、広告をうつつもりは毛頭ありませんでした。
なのですが、このGoogleアドワーズにはキーワードプランナーという、検索キーワードを選定するのに便利なサービスがくっついてまして、SEO対策にこれを使ってみたかったのです。
キーワードプランナーはGoogleアドワーズの会員登録が必要なのですが、このとき初回会員登録時に案内にしたがって進めていくと、自然と一つキャンペーン広告が作られるような仕組みになっていました。
登録したのは約1ヶ月ほど前で、実はその時も「これ広告打ってない?」とうっすら感じたのですが、平日の深夜0時を過ぎた時間に作業していたので、眠いしまあいいや…といって放置してしまったのがマズかったです。
やっぱり、何事も残業はよくないですね……知ってたのに……。知ってたというのがくやしいです。
そして、その時設定した「10,000円/日」という上限金額設定に基づき日々淡々と課金されていたのです。
で、今回気づいたのはなぜかというと、Google先生の中の人から「広告の効果が出ていないので無料でサポートしますよ」というお電話がかかってきたからなのですね。
適当に設定しているんだからそりゃあそうです。
最初は「無料なんてさすがGoogle先生!」と思っていたのですが、1ヶ月ぶりにコンソールを開いてみて唖然。
そら30万も払っているなら無料で教えてくれるわな……。
しかし、電話が来なくてその後も気づいてなかったらと思うと末恐ろしいです。
同志を探そう
今回は完全にこちらの落ち度なので、どうしようもありません。
となると、仲間を見つけて心を落ち着けるしかありません…南無三。
Google先生で探してみますが、こういうのなんて言うんでしょうか?
パケ死みたいなものですが、広告(Advertisement)なのでアド死でしょうか……。
検索しても出てきませんね。
他のキーワードで探したところ、スペイン人少年の被害談がみつかりました。
外部サイト:12歳少年に1100万円課金…グーグル、本人の「勘違い」認め免除
本人が広告の意味をわかっていないで使っていたようで、少年ということもあってこれは請求免除になったようです。よかったですね……。
他にも一晩で300万円失ったアメリカ人や解約忘れで10万円失った日本人など、色々いらっしゃいます。
みなさま辛いでしょうに。ええ、そうでしょうそうでしょう。
お金にルーズな男たち
ちょうど髪を切りに行く予定だったので、いつもお世話になっている美容師さんにも聞いてみました。
ことの顛末を打ち明けると、しばらく間をあけて重い口を開いてくれました…。
先日挙げたばかりの結婚式の後、参加者から集めたご祝儀が現金で200万円ほど、手元にあったらしいのですね。
そうすると、どうしてなんでしょうかねー。
「これだけあれば、ちょっとくらい増えるんじゃないか?」という魔が差して、本来なら銀行口座に戻すところをなぜか、FX口座に全額突っ込んでしまうんですね。
そのあとは教科書通りの展開で、一日で50万円消えたそうです。
すみません、ちょっと期待してました。期待通りです。
他にもそういえば、昔の上司が株で年収消えたとか言ってたのも思い出しました。
どうも、男というのはお金を稼ぐのが得意な人が多いですが、お金を失うのも得意な人も多いようです。
隠し通すのかどうか
さて、問題は妻に報告するかどうかです。
美容師(男)さんとは、絶対言わないですよねということで満場一致でした。
わが家は家計管理はどちらもそんなに細かくみていないので、数十万変動してもおそらく気づきません。
……しかし
言わないわけには行かないですね……。
結婚するときも、お互い隠し事はナシだという約束でした。
というわけで恐る恐るご報告差し上げることとなりました。
すると、
妻「心配するな。ワシが払ってやる。」
神でした。
まとめ
集中力を欠いた状態での作業はとんでもない損失になりうる。
お金を稼ぐ能力とお金を使う能力は別。
いざという時女性は強い。
ということです。