もうすぐ5月ですね。

世の中が電力自由化してから約1年がたちます。

わが家も本当は自由化開始の2016年4月に間に合うように申し込んでいたのですが、東京電力のスマートメーター設置工事の遅れに影響されて2ヶ月遅れの6月からの切り替えと相成りました。

来月の検針でちょうど一年になるので、この機会に切り替え後一年の経過をふりかえりたいと思います。

 

電力事業者選び

わが家はLooopでんきさんを使っております。

昨年の今頃は、本当に雨後のタケノコのようにたくさんの電力自由化業者がわいて出てきていました。

携帯キャリアや鉄道会社、ガス会社…まさに電力戦国時代といった状況を呈していた記憶があります。

どの会社も、元としている本業とセットで使ってもらえればおトクです!ということを謳っていまして、確かに各社のサービスにどっぷり使っているユーザーであればトクだよなー、でもサービスの選択肢を限定されるのはやだなー、などと比較サイトや雑誌をチェックしながら考えておりました。

そんな昨年の冬ごろ、自由化間際になって颯爽と現れたのがLooopでんきさんでした。

電力自由化論争の発端となった東日本大震災の、ボランティア活動の中から誕生したベンチャー企業で、基本料金一切なしのシンプル料金プランと、その生い立ちに何か運命的なものを感じて契約させていただきました。

小さい企業だと、サポートとか大丈夫なんだろうか…とか心配になるかもしれませんが、これまでの人生で電気でサポートが必要になったことは一度たりともなかったので、大丈夫かと思ってましたし、実際日々ほぼ気にせず過ごさせていただいてます。

そもそも電力は、小売が自由化されただけなので、送電網は関係ないんですね。

携帯キャリアの格安SIMみたいに、ブランドはLINEだけど、裏の線はドコモ使ってますみたいな感じです。

いくら安くなったのか

結論からいうと、10ヶ月で33,000円の節約になっています。予想以上ですね。

 

 

2016年6月の検針からなので、7月支払い分から切り替わっています。

7月の比較がわかりやすく、ほぼ同じ使用量(kWh)なのに約2割引きくらいになっています。

ただ、全体的に電力使用量が減っているんですよね。10ヶ月で2/3くらいになっています。

わが家は1LDKで家族3人ですが、昨年度から子供が保育園に通うようになって、日中家に誰も居なくなったというのが大きいでしょう。

これを差し引いて考えると、もう少し差は縮まりそうですね。

2015年度と2016年度の使用量の差を差し引いて考えると、だいたい12,000円程度の節約になりました。

1ヶ月あたり1,000円といったところです。

わたしが切り替え当初に見積もったLooopでんきの使用量予測の数値とほぼ一致する結果となりましたので、あながち電力自由化業者の見積もりも嘘ではありませんでした(一例ですが)。

 

まとめ

生活スタイルは変わりましたが、電気を意識的して過剰に節約するようなことはしておりませんので、いつもと同じ使い方をしていた一年だったと思います。

電力自体の値段も、時期により原料価格が変動しますので一概には言えませんが、一般的な使用量の範囲ではわが家は年間を通して電力事業者を変更しておトクになったと言えるでしょう。

まだ東京電力を使い続けている方も、一度変えたけどあまり安くなって居ない方も、見直しをしてみたらいかがでしょうか?

毎月出て行く固定費は、一度減らすとちりつもでどんどん節約されていきますので、気づいた時にはかなりの金額の節約になります。

でんくまくんあたりの一括見積もりで、まずは自分にピッタリな電力小売業者を見つけてみるのがよいでしょう。