新幹線通勤のメリットデメリットをご紹介したが、今回は実際にやってみたときの状況をもう少し詳しく紹介してみようと思う。なお、私が降りるのは東京駅なので終点は東京駅基準で考えている。まず最初に紹介するのは、上越・北陸新幹線の駅、高崎だ。

高崎駅

高崎は上越・北陸新幹線の分岐点となる駅で、新潟発と北陸・長野発の両方の電車が停車する。そのため、平日朝の時間帯でも6時台に4本、7時台に8本、8時台に5本と本数が多いのが魅力的だ。私は7時58分発あさまと8時2分発ときに乗車した。

所用時間

電車によって異なるが、大体東京駅まで50-55分といったところだ。同じ時間で比べると横須賀線の大船、京浜東北線の大宮、東海道線の辻堂、総武線(秋葉原起点)の千葉あたりと時間距離的には等しい。

混雑度合

発車の10分前くらいからおじさん達がホームに並んでいる。2回とも列の5番目くらいに並んだが両方とも自由席に座ることができた。乗車率は5-6割程度だったように思う。ただ、軽井沢があるからかもしれないが長野側からきた電車の方が混雑度が高かったように感じた。高崎で結構な人数が乗車し、熊谷を出るあたりではほぼ座席の埋まり度合いは100%近くになった印象である。

まとめ

いかがだっただろうか。高崎は「群馬の渋谷」と呼ばれているように、駅ビルも立派で駅前にはヤマダ電機の本店も店を構えている(本店だけに首都圏の店舗よりはるかに大きいが、客足はガラガラだ)。新幹線で通うには申し分ない環境といえよう。上野・東京駅付近にオフィスがある方は検討してみてはいかがだろうか。