だんだんと暑くなってきましたね。

あとは梅雨が明ければいよいよ夏本番です。

夏といえば海、海といえばビーチリゾート。

でも、世界を見渡すと日本の真夏が必ずしも各ビーチリゾートのベストシーズンではありません。

『ビーチリゾートにいきたい!』と思ったとき、多くの人は行き先よりも時期が先に決まるんじゃないでしょうか。

時期から逆引きで行き先を決められると便利だなと思ったので、備忘録も兼ねてまとめておこうと思います。

1年中どこでも休暇が選べるなら、参考になるんじゃないかと思います!

 

基準

ひとことにビーチリゾートといってもいくつもの楽しみ方があるので、どの季節がいいかは人によって異なります。

例えば一般的には避けられる気温の低いシーズンは、ダイバーにとっては雨が少なく、海の透明度が高いのでベストシーズンになるともいえます。

ここではほどほどアクティブにビーチでのんびりしたい人をターゲットに選定したいと思います。

以下のような基準を意識して選びました。

  • 平均気温25℃以上
    • 男性であれば海に入ってもいいかなと思える気温です。
  • 雨季より乾季
    • 雨が多い季節より、カラッとしたすごしやすい乾季を狙います。
  • 台風を避ける
    • 運が悪いと1日中外出できなくなったりします。
  • 適材適所
    • ビーチの気候や知名度と、日本の旅行事情を考慮に入れました。

 

6月後半〜7月前半

おすすめ:沖縄

沖縄は梅雨あけが早く、6月下旬くらいから夏日になって来ます。

この時期はまだ台風も本格化する前なので晴天の確率も高いです。

東京ではだんだん暑くなってきて、じめじめと一番やな季節なので、ビーチに脱出するにはもってこいの季節ともいえます。

まだ夏休み前で、祝日も少なく旅行者の数も少ないので、旅行代金も安く抑えることができますので、人気の旅行先にも手がとどく時期でしょう。

 

7月後半〜8月前半

おすすめ:コタキナバル(マレーシア)

マレー半島の西に浮かぶボルネオ島は、熱帯雨林のジャングルと海に囲まれたリゾート。

5-8月がベストシーズンになっています。

日本は夏休みシーズンに入り、北半球の気温が最高に達する一方、旅行者が多く費用が跳ね上がる時期でもあります。

この時期はコストパフォーマンスを意識して、できるだけ王道の観光地を避けて行動するのがいいでしょう。

 

8月後半〜9月

おすすめ:バリ島(インドネシア)

インドネシアのバリ島のベストシーズンが8-9月ですので、この時期に行っておきたいところです。

気温もまだ高く、夏休みも終盤を迎えて来ますが旅行者の数はまだ多い方です。

北半球のリゾートでは多くが台風シーズンに重なり、運が悪いと1日中雨で外出できないといったリスクをはらむ時期でもあります。

バリ島はそのような心配がありませんので、安心して旅行できます。

 

10月〜11月

おすすめ:グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)

古くからの世界遺産で、教科書にも乗っているグレート・バリア・リーフ。

そんな有名スポットにも、行くならこの時期かなと思います。

オーストラリアのケアンズから国内線で約1時間半の距離です。

この季節は、日本国内の気候もすごしやすく、スポーツの秋・食欲の秋だと言って、あまり外に目が向かない時期でもあります。

一方、北半球や熱帯のリゾートもオンシーズンとオフシーズンの境目と言ったところで、ベストシーズンにハマるところが近場でなかなか見つからない時期でもあります。

 

12月

おすすめ:グアム・サイパン

日本から約3-4時間で着いてしまう、お手軽南国リゾートの代表格、グアム・サイパン。

12月ごろか3月くらいまで、アジアの熱帯系のビーチリゾートがベストシーズンを迎えてきますので、このあたりから好きなところを選ぶとよいでしょう。

12月はクリスマス前までであれば旅行者も少なく、ホテルなども比較的取りやすいと思います。

 

1月

おすすめ:プーケット(タイ)

マレー半島の西に位置するプーケットは、アジアのビーチリゾートでは比較的知名度の高い人気の旅行先。

お正月休暇があけたばかりのこの時期は、国外に出る人の数も少なく、飛行機の座席も確保しやすいと思います。

休みが取りやすい学生さんなんかは、この時期を狙うとよいですね。

 

2月

おすすめ:モルディブ、ニューカレドニア

ハネムーナー憧れの地、モルディブとニューカレドニア。

モルディブはインド洋に浮かぶ、1200個の島からなる国で、1島が1つのリゾートになっていて、なんとも贅沢な作りです。水上コテージが有名です。

ニューカレドニアは「天国に一番近い島」とか「南太平洋の宝石箱」とかいかにも素敵な名前がつけられています。

いずれも物価が高く、滞在費も高くなりがちですので、一生に一度行けたらいいなという感じではないでしょうか。

どうせ行くならハイシーズンのど真ん中で、競合の比較的少なそうな2月に行っておきましょう。

 

3月

おすすめ:ランカウイ島(マレーシア)

ランカウイ島はマレー半島の西側、ほぼプーケットと同じエリアに位置しています。

プーケットほど開発が進んでいない新しいリゾートで、ビーチと豊かな自然が満喫できます。

3月は春休みシーズンで、比較的旅行者の多い時期でもありますので、ここも王道の観光地は外しておくのがいいでしょう。

 

4月

おすすめ:セブ島(フィリピン)

直行便で約5時間半と比較的近場なビーチリゾート・セブ島。

フィリピンは治安が悪いイメージがありますが、日本と同じ島国だからなのか、料理が安いわりにはとても美味しくておすすめです。

4月は年度の始めでイベントも多く、GW前はなかなか休みが取れないという人も多いのではないでしょうか。

セブ島なら直行便でサクッと行ってこれるので、3泊4日くらいの短期旅行でも十分楽しめると思います。

 

5月前半(GW)

おすすめ:サムイ島(タイ)

サムイ島はマレー半島の東側、タイランド湾に浮かぶ小さな島です。

ヤシの木の覆われた景観から、ココナッツ・アイランドと呼ばれています。

タイ国内では、プーケットに次ぐリゾート地として、近年急速に開発が進みました。

GW中は割高なので、正直どこにも出かけない方がいいと思うのですが、あえて行くのであればやはり王道を外して行くのがよいですね。

 

5月後半〜6月前半

おすすめ:ハワイ諸島

最後にみんな大好きハワイです。

日本人ならいつでも行けますので、どうせ行くなら安い時期に行きましょう。

5月のGW以降は、気候が良い割にはあまり旅行に出かける人がいませんので、コスパがよい時期だと思います。

意識的に狙っておけばお得に旅行できるでしょう。

 

まとめ

カリブ海や中東・ヨーロッパ方面にもビーチリゾートはありますが、今回は日本から行きやすい太平洋エリアから探しました。

遠方に行くとどうやっても高くつきますので、まだあまりビーチリゾートに行ったことがないという方は近場で色々行ってみて、どうしても重視したいこだわりができてから行ってみるのがよいでしょう。